資格をとるためにダブルスクールをしたほうがいいのでしょうか?
結論、ダブルスクールはしないほうがいいです!
資格をとるためにダブルスクールをするのはおすすめできません。
ほとんどの大学生は、ダブルスクールなしで希望する資格を取ることができるはずだからです。
- 自分には自制心がないから…
- 勉強したことのない分野の資格だし、マンツーマンで勉強したい
そういう方でも、少し工夫をするだけでしっかり集中することができるようになります。
今回は、そこも含めて『大学生がダブルスクールで資格を取る必要のない3つの理由』を順番に解説していきます。
最後までしっかり読み進めてくださいね!
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大学生がダブルスクールで資格を取る必要はない
大学生がわざわざダブルスクールに通ってまで取るべき資格はごく僅かです。
一般に、国家資格の中で最難関と言われている
- 弁護士
- 医師
- 公認会計士
の3つに関しては、ダブルスクールをしてでも取れるなら取った方がいい資格です。
反対に、それ以外の資格であればダブルスクールなどしなくても独学、もしくは通信講座で十分合格を目指せる可能性があります。
ここでは、ダブルスクールが大学生に向いていない理由を3つ解説していきます。
お金の問題
ダブルスクールが必要かどうかの話の前に、まずはお金の話から!
ダブルスクールは通信講座に比べて数万円ほど高く料金設定されていることがあります。
担当講師がつき、質問などの対応サービスも豊富であるためです。
しかし、先程示したように最難関の資格である
・医師
・弁護士
・公認会計士
の3つの資格以外は、正直なところサポートなしでも十分合格を目指せます。
- 自分の取ろうとしている資格はどれほどの難易度なのか
- 合格者の声でどういった苦難があったのか
この2点に着目して、もう一度自分の取ろうとしている資格の情報を整理してみてください。
そのうえで、
いろいろ調べてみたら、ダブルスクールをしたほうがいいみたい!
と思うなら、ダブルスクールもありかもしれません。
一つの指標としてダブルスクールに通うか迷っている人は、通信講座の料金を比較して通信講座よりも安い場合は申し込んでもOKです。
環境の問題
ダブルスクールを受講しようか迷っている人の中には、
- 自分は勉強癖がないからな
- 怠けないようにみんなが勉強している環境に身を置きたい
という思いの人もいるかと思います。
僕も怠け癖があるため、その気持は痛いほど分かります…
ただ、勉強できないから勉強できる環境に身を置きたいという理由でダブルスクールを受講するのはちょっと待ってください。
別に、自宅じゃなくてもあなたの通っている学校には図書館がありますよね?
それに、コロナの影響で大学には空き教室が山ほどあるはずです。
(もしくは、オンライン授業用の教室)
まずは大学の図書館や空き教室を有効活用して見るところから始めてみませんか?
図書館然り、空き教室然り、行けば集中できる環境を求めて勉強しに来ている学生は案外たくさんいます。
特に公務員試験を控えている人は図書館にこもりがちなので、集中して勉強できる環境を求めるなら図書館が一番お勧めです。
そういった環境を見つけて入ることでダブルスクールに通わずとも、勉強する環境を自分で作ることができるので身近な環境を有効活用するのを最優先しましょう。
それからダブルスクールを検討しても遅くはありません。
難易度の問題
大学生が取れる国家資格の難易度はたかが知れています。
大学で勉強して取れる資格の難易度は十分、独学で狙える資格がほとんどです。
まずは、
資格に対する考え方に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
『(資格の名前) 難易度』で検索すればかんたんに出てきます。
ユーキャンあたりが分かりやすくておすすめです。
通信講座で合格者の声を発表しているので、それを参考にしましょう。
この3STEPを徹底的に行うことにしましょう。
中には、かなりの難易度を誇る資格もあるかもしれません。
ですが、基本的にダブルスクールをするまでもない資格がほとんどだということが分かるはずです。
質問の問題
資格勉強をしていて困るのが、解けない問題の答えが解答を見ても分からないときです。
ダブルスクールはその点、分からない問題があったら都度担当講師に直接問い合わせができるのは大きなメリットだと思います。
ただ、『そこまで質問が出てくるのか?』ということに関して疑問に思います。
実際に、僕は理系ですが宅地建物取引士の勉強を開始しました。
法律系の勉強はまったくの初心者でしたが、そこまで理解できないような問題に出会うことはありませんでした。
たぶん、法律系によらず今は問題集が徹底的に網羅されているので勉強していて理解できないという状態にはなりにくいと思います。
もし分からない問題があったとしても今はSNSが普及しているので、実際にその資格を持っている人に直接聞くことができます。
直接聞くのはちょっと申し訳ないように思うのですが…
全然そんなことはないよ!
聞く人にとってもメリットが大きいから、ガンガン質問しちゃって!!
たしかに、誰かにSNSで直接声をかけるのは気が引けるという人もいるかもしれません。
ですが、その資格のインフルエンサーは悩みを解決していくことでファンを増やせるのでお互いにメリットがあります。
また、Twitterの特徴としてフォローしないとDMが遅れないということもあり、フォロワーを増やすという面でもインフルエンサーにとってはうまみが大きいのです。
わざわざダブルスクールをせずとも勉強でつまづいた際に、SNSや質問サイトを活用することで問題を解決することができるわけです!
大学生でダブルスクールをしてでも取ったほうが良い資格は?
大学生がダブルスクールをするまでもないことはわかったけど、逆にダブルスクールをしてでも取った方がいい資格はあるの?
じつは、医師・弁護士・公認会計士の他に1つだけあるんだ!
ここでは、大学生が取っておいて損のない資格として不動産鑑定士の資格について紹介します。
不動産鑑定士
不動産鑑定士は、全国にわずか約8,000人しかいない、稀少価値を有する資格です。
不動産鑑定士が業務の対象とする「不動産」は、土地の価格や不動産売買の有無が直接景気の影響を受けないため、好不況に左右されません。
独立開業はもちろん、企業内不動産鑑定士として、専門能力を発揮することもできる不動産系資格の最高峰です。
<引用> LEC:東京リーガルマインド
不動産鑑定士は不動産業界の最難関の資格です。
引用にもある通り、持っている人は8000人程度とかなり少ないことがわかります。
不動産業界は、コロナ禍を見ても分かるように一定の需要があるため安定した職を目指す人におすすめの業界です。
また、文系・理系問わず勉強したら取れる資格であるため文系理系にとらわれない最難関の資格とも言えます。
独立・開業ができるのも大きなポイントです。
不動産業界の最難関と言われるだけあり、難易度はかなり高めですが学生のうちから挑戦しておくことで将来の糧になることは間違いありません。
気になる方は、こちらから確認してみてください。
大学生がダブルスクールで資格を取る前に考えること
まずは、自分の取りたい資格が何なのかをはっきりさせることが大切です。
そのための考え方については、こちらの記事で解説しました。
取りたい資格がわかったら、次にその資格の難易度を知る必要があります。
そして最後に、お金のことを考えましょう。
お金のことは最後に考えてください!
そうでなければ、『本当に役に立つ資格なのにお金を問題にして取る機会を逃してしまった…』なんてことも起きかねません。
『自分が取ろうとしている資格は果てして有用なのか』がいちばん大切なポイントです。
まとめ
今回は、『大学生でダブルスクールをしてでも資格を取ったほうがいいのか』をテーマに解説してきました。
ダブルスクールに迷っている人は、解説した3STEPを行うことで自分の取るべき行動が明確になります。
まずは、自分の取りたい資格についてしっかり考えるところから始めましょう。
資格に関する考え方について解説した記事も合わせて確認しておくと、迷いがなくなるはずです。