大学生の中には趣味で資格を取ろうとしている意識の高い人も多いのではないでしょうか?
そんな人に注意してほしいのが、資格選びを間違ってしまうと自己満足だけしか得られない結果となることもあるということです。
趣味で取った資格をフル活用したい!
自分のキャリアップにつなげたい!
そういった方に結論から言うと、ダントツで国家資格がおすすめです。
なぜ国家資格がダントツでおすすめなのか
今回は、以下の2点に沿って詳しく解説していきます。
・大学生が趣味で取った資格を最大限生かすためには
・大学生が趣味で資格を取るならおすすめはなに?
この記事を読むことで、
資格を取ってもただの役に立たない紙切れになったな…
がなくなるので最後までしっかり読み進めてくださいね!
運営者紹介
大学生が趣味で取った資格を最大限生かすためには
冒頭でも言いましたが、大学生のうちに趣味で取った資格を活かしたいなら国家資格を取ることをおすすめします。
国家資格は国が定めた基準をクリアした者のみ与えられる資格なので、社会的に価値の高い資格とされているからです。
ただ、それは建前で本質は全く違います。
国家資格だから片っ端から取っていけば、年収も爆上がりっ!!
と言って認知度の高くない資格から取り始めてもかえって時間だけを無駄に費やすことになりかねません。
じゃあ、国家資格の中でどういう資格がおすすめなの?
その答えは、『独占業務を行える資格』です!
もう少し簡単にすると、事務所やクリニックなどを”開業”できる or 事務所に一人は確実に置かなければいけない資格がおすすめです。
この『独占業務を行える資格』を持っている人たちは希少価値が高く、就活などでも上場企業からオファーがもらえたり、インターンシップへの参加を打診されたりします。
趣味で資格を取り、自己満足を満たせればそれでいいや~
という人はあまり気にする必要がありません。
しかし、趣味で取った資格を少しでも活かしたい気持ちがあれば『独占業務を行える国家資格』をメインにどの資格が取れそうなのかを判断しましょう。
次では、文理問わず学部関係なしにだれでも挑戦できる、【独占業務を行える】国家資格を紹介します。
独占業務を行える資格一覧
宅建士
国家資格の中で一番難易度が低いといわれている宅地建物取引士(以下、宅建士)。
宅建士が行える独占業務は以下の3つです。
- 重要事項の説明
- 重要事項説明書への記名押印
- 契約書への記名押印
不動産での契約に先立って行われる契約内容の説明や責任者欄への記入等が主な独占業務です。
宅建士の勉強方法については、こちらの記事で詳しく解説してあるので見てください。
行政書士
公務員になる人は持っておいたほうがいいイメージがあるけどそんなことはありません。
行政書士の独占業務は、
官公署に提出する書類および事実証明・権利義務に関する書類の作成代理
つまり、公務員だけでなく一般企業においても十分利用価値の高い資格です。
また、宅建士と行政書士を掛け合わせると不動産業界では無双できることも。
YouTubeで実際に宅建士と行政書士の2つの資格を持つメリットを解説してある動画が見つかったので、シェアしておきますね。
独占業務を行えないけど大学生にとって役立つ資格
大学生が趣味で取った資格を最大限に生かしたいなら、『独占業務を行える国家資格』一択です。
しかし、そうはいってもほかの資格が全く使えないというわけではありません。
国家資格に限らず、大学生のうちに取るメリットのある資格はたくさんあります。
その中から抜粋して、今回は3つの資格を紹介します。
英語
1年のうちの必修として英語の授業を取り入れているところが多く勉強しやすい印象があります。
資格試験の難易度は中の下というところ。
近年、TOEIC・英検などの英語資格を持っている人は就活や公務員試験で加点されたりなど一般資格の中ではかなり優遇されています。
上記で挙げた2つの国家資格は法律系を軽く勉強しなければならないので、「それはちょっと…」という人は英語資格を取得するところから始めてみましょう。
TOEICと英検ってどっちがいいの?
どっちでも役に立ちます!!
英検であれば、準1級以上。
TOEICであれば700点(約70%)以上あれば加点・称賛の対象となるところがほとんどです。
TOEICは合格した実感が湧きづらいのが難点でしょうか…
ただ、TOEICは年に10回も開催されるため、一度失敗してもすぐに受けなおせるという面ではコスパのいい英語資格だといえます。
簿記
税理士、公認会計士のステップアップにピッタリな資格です。
主に経済系の学部生におすすめです。
税理士、公認会計士にならなくとも経理部などからは重宝されやすく、仕事を回してもらう機会が多いので
- 人脈を作りたい
- キャリアアップのためにいろいろな仕事の経験を積みたい
人は持っておいて損のない資格です。
簿記は1~3級の3つの区分に分かれていますが、役に立つのは簿記2級以上からです。
簿記3級は初歩中の初歩で、商業高校に通っている学生が肩慣らしに取る程度のレベルなので取る際は簿記2級以上に挑戦しましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)
FPとは、一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面で様々な悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。個々人や家族のライフプラン(人生設計)に基づく将来の収支の見通しを立て、最適な資産設計・資金計画を提案、アドバイスを行い、その実行をサポートします。そのため、FPはお金の面から家計の改善を図る「家計のホームドクター®」とも呼ばれています。
日本FP協会
主に、金融系・保険系の会社に勤めたい人は必須の資格といわれています。
しかし、日本経済が停滞する現状において、大学生のうちからマネーリテラシーを持つことはとても重要な意味を持ちます。
これからの時代、自身の給料だけでは生活していくことはほぼ不可能になるので資産面でコストを削減し、投資・自己投資に回す必要があります。
学生時代からマネーリテラシーを持っておけば、他者に差をつけることができるのは間違いありません。
現状に不満を抱いている人、先行きに不安を感じている人は持っておくと安心できる資格です。
資格の難易度はそこまで高くなく、実用的なものはFP2級以上とハードルも低いので教養系の勉強をしたくない人は、まずはFP(ファイナンシャルプランナー)に挑戦するのもおすすめです。
まとめ
最後に、この記事のおさらいです。
大学生が趣味で取った資格を最大限生かしたいなら、ダントツで独占業務を行える国家資格を狙いましょう!
独占業務を行えない資格はあまり役に立たないことが多いです。
資格勉強を始める前に、まずはその資格がどういった独占業務を行える資格なのかをしっかり把握するところから始めてくださいね。
また、【国家資格=信頼性】につながるのが今の日本です。
国家資格は、就活の場面でもファーストインプレッションで好印象を持たれやすくなる魔法の証明書なので独占業務の有無に気を付けながら資格勉強をスタートさせてください。
次の見出しでは、独占業務を行えないけど役立つ資格の中から抜粋して3つの資格を紹介しました。
- 英語資格
- 簿記
- FP
どれも難易度は国家資格に比べて高くなく、取得しやすい資格なので勉強に慣れていない人は上記3つの資格から選んで資格勉強を始めるのもおすすめです。
この記事を最後まで読んだ人なら、次の行動がはっきりしたと思います。
ゴールから逆算して、取った資格をフル活用させてください!
- まだどの資格がいいのか悩んでいる人
- しっかり計画立てて資格勉強をスタートさせたい人
は、こちらの記事がおすすめです。
自分にあった資格は何なのかを解説してあるので、あなたの悩みが完璧になくなります。