履歴書の資格欄、日付欄がない場合はどう書く?

履歴書の資格欄、日付欄がない場合はどう書く?【基本】

就職や転職活動で必ず必要になる履歴書。その中でも、資格欄の書き方で悩む人は多いのではないでしょうか?特に、「資格欄に日付欄がない場合はどう書けばいいの?」という疑問を持つ方は少なくありません。

今回は、履歴書の資格欄に日付欄がない場合の書き方について、基本から応用まで詳しく解説します!この記事を読めば、履歴書の資格欄で迷うことなく、自信を持ってアピールできるようになりますよ!

日付欄がない場合の書き方:取得年月のみ記載

履歴書の資格欄に日付欄がない場合、資格取得の「年月」のみを記載するのが一般的です。例えば、「2023年4月」のように記載します。

日付が不明な場合は、取得した時期を覚えている範囲で記載しましょう。どうしても思い出せない場合は、資格発行団体に問い合わせて確認するのが確実です。

資格取得日を忘れた場合の対処法

資格取得日をどうしても思い出せない場合は、以下の方法を試してみましょう。

  • 資格の認定機関に問い合わせる: 資格によっては、認定機関のウェブサイトで合格証明書を再発行できる場合があります。
  • 過去の書類や記録を確認する: 受験票、合格通知、資格証、銀行の引き落とし明細など、資格取得に関する書類や記録を確認してみましょう。
  • 記憶を辿る: 資格取得のために勉強した期間や、試験を受けた時期などを思い出すことで、おおよその時期を特定できる場合があります。
  • どうしても正確な日付がわからない場合は、「〇年〇月頃取得」のように、「頃」という言葉を使って、おおよその時期を記載しても問題ありません。

    履歴書の資格欄の書き方ルール

    履歴書の資格欄には、いくつかの書き方ルールがあります。

  • 正式名称で記載する: 資格名は略称ではなく、正式名称で記載しましょう。例えば、「英検」ではなく「実用英語技能検定」と記載します。
  • 取得年月日は正確に: 取得年月日は、資格証や合格証明書に記載されている通りに正確に記載しましょう。
  • 古い資格から順に記載する: 取得年月日の古い資格から順番に記載するのが一般的です。
  • 業務に関係のある資格を優先する: 応募職種に関連性の高い資格を優先的に記載しましょう。
  • 嘘は絶対に書かない: 資格を持っていないのに「取得」と書いたり、有効期限切れの資格を記載するのは絶対にやめましょう。
  • 履歴書に書くべき資格・書かなくてもいい資格

    履歴書に書くべき資格と、そうでない資格があります。効果的にアピールするためにも、資格の選び方を理解しておきましょう。

    応募職種に関連する資格を優先

    履歴書に記載する資格は、応募職種に関連性の高い資格を優先しましょう。例えば、経理職に応募する場合は、簿記や会計に関する資格を記載すると効果的です。

    関連性の低い資格でも、自己PRや面接で活かせる場合は記載しても良いでしょう。

    アピールポイントになる資格

    応募職種に直接関係なくても、アピールポイントになる資格は積極的に記載しましょう。例えば、TOEICのスコアが高い場合は、語学力をアピールできます。

    また、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)などのPCスキルに関する資格も、多くの企業で評価されるため、記載しておくと有利です。

    運転免許は書くべき?

    運転免許は、業務で運転をする可能性がある場合や、通勤手段として車を利用する場合は記載しましょう。特に、営業職や配送ドライバーなどの職種では、運転免許は必須となることが多いです。

    運転免許が必須ではない職種でも、持っている場合は記載しておくと、採用担当者に好印象を与える可能性があります。

    履歴書の資格欄、書き方の注意点

    履歴書の資格欄は、ただ資格名を羅列するだけでは不十分です。採用担当者に効果的にアピールするためには、書き方の注意点を守ることが重要です。

    正式名称で記載する

    資格名は、必ず正式名称で記載しましょう。略称や通称は避け、資格証や合格証明書に記載されている名称を正確に記載します。

    例えば、「TOEIC」ではなく「TOEIC Listening & Reading Test」と記載します。

    取得年月日は正確に

    資格の取得年月日は、資格証や合格証明書に記載されている通りに正確に記載しましょう。記憶違いや勘違いがないように、必ず原本を確認してから記載してください。

    もし、資格証を紛失してしまった場合は、資格発行団体に再発行を依頼するか、合格証明書などを参考に取得年月日を確認しましょう。

    略称は使わない

    資格名は、略称を使わずに、正式名称で記載しましょう。例えば、「簿記」ではなく「日商簿記検定」と記載します。

    略称を使うと、採用担当者に資格の内容が伝わりにくくなる可能性があります。また、略称によっては、誤解を招く可能性もあるため、必ず正式名称で記載するように心がけましょう。

    履歴書で資格を効果的にアピールする方法

    資格欄に資格を記載するだけでなく、自己PRや面接で資格について触れることで、より効果的にアピールすることができます。

    自己PR欄で資格をアピール

    自己PR欄で、資格取得の過程や、資格を活かしてどのような成果を上げたのかを具体的に記述することで、資格の価値をさらに高めることができます。

    例えば、「TOEIC800点を取得するために、毎日2時間勉強しました。その結果、海外の顧客とのコミュニケーションを円滑に行えるようになり、売上向上に貢献しました」のように、具体的なエピソードを交えて記述すると、採用担当者に強く印象付けることができます。

    面接で資格について聞かれたら

    面接で資格について聞かれた場合は、資格取得の動機や、資格をどのように活かしていきたいかを具体的に説明しましょう。

    例えば、「簿記2級を取得したのは、将来的に経理の仕事に携わりたいと考えていたからです。取得した知識を活かして、御社の経理業務の効率化に貢献したいと考えています」のように、具体的な目標を交えて説明すると、熱意が伝わりやすくなります。

    資格取得で得たスキルを具体的に伝える

    資格取得で得たスキルを、具体的なエピソードを交えて伝えることで、採用担当者にあなたの能力を効果的にアピールすることができます。

    例えば、「MOSの資格を取得したことで、Excelの関数やマクロを使いこなせるようになりました。そのスキルを活かして、業務効率を20%向上させることができました」のように、具体的な数字や成果を交えて説明すると、説得力が増します。

    履歴書に関するよくある質問Q&A

    履歴書について、よくある質問をQ&A形式でまとめました。

    履歴書のサイズは?

    履歴書のサイズは、A4サイズまたはB5サイズが一般的です。企業から指定がある場合は、それに従ってください。

    特に指定がない場合は、A4サイズを使用することをおすすめします。A4サイズは、企業で一般的に使用されているファイルや書類と同じサイズであるため、管理しやすいというメリットがあります。

    履歴書は手書き?パソコン?

    履歴書は、手書きでもパソコンで作成しても、どちらでも構いません。ただし、企業によっては、手書きを指定している場合もありますので、募集要項をよく確認してください。

    パソコンで作成する場合は、誤字脱字がないように注意し、読みやすいフォントを使用しましょう。手書きの場合は、丁寧に書くことを心がけましょう。

    履歴書の写真の貼り方は?

    履歴書の写真は、剥がれないように、両面テープやのりでしっかりと貼り付けましょう。写真が剥がれてしまうと、採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。

    写真の裏面には、氏名を記入しておくと、万が一剥がれてしまった場合でも、誰の写真かすぐにわかるため安心です。

    履歴書以外に必要なもの

    就職・転職活動では、履歴書以外にも必要な書類があります。

    職務経歴書

    職務経歴書は、これまでの職務経験やスキルを詳細に記述した書類です。履歴書だけでは伝えきれない、あなたの経験や能力をアピールすることができます。

    職務経歴書は、企業によっては提出を求められる場合があります。事前に準備しておくと、スムーズに選考に進むことができます。

    添え状

    添え状は、履歴書や職務経歴書を送付する際に、同封する挨拶状です。企業への応募意欲や、自己PRなどを簡潔に記述します。

    添え状は、必ずしも必須ではありませんが、同封することで、企業への丁寧な印象を与えることができます。

    送付状

    送付状は、書類を郵送する際に、同封する書類の一覧です。送付する書類の種類や枚数を記載します。

    送付状は、書類の紛失を防ぐために、同封することをおすすめします。

    まとめ

    今回は、履歴書の資格欄に日付欄がない場合の書き方について解説しました。

  • 日付欄がない場合は、取得年月のみを記載する
  • 資格取得日を忘れた場合は、資格発行団体に問い合わせる
  • 応募職種に関連する資格を優先的に記載する
  • 資格名は正式名称で記載する
  • 自己PRや面接で資格について積極的にアピールする
  • この記事を参考に、自信を持って履歴書を作成し、就職・転職活動を成功させてください!