救命救急資格を一般人でも取得!種類・講習内容を徹底解説

普通救命講習Ⅰなら半日1500円で取得OK。JRC蘇生ガイドライン準拠の胸骨圧迫・AED操作が学べ、職場の防災手当にも活用可能。各自治体の講習検索リンクも付けたので週末に予約できます。

一般人でも取得できる救命救急資格:種類と講習内容

「もし目の前で人が倒れたら…」

そんな時、あなたはどうしますか?救急車を呼ぶのはもちろんですが、到着までの数分間が、その人の命を左右するかもしれません。

救命救急というと、医療従事者のためのものと思われがちですが、実は一般の人でも取得できる資格がたくさんあります。これらの資格を取得することで、いざという時に適切な応急処置を行い、大切な人の命を救うことができるかもしれません。

この記事では、一般人でも取得できる救命救急資格の種類や講習内容について、わかりやすく解説していきます。

救命救急資格の重要性:なぜ一般人も学ぶべきなのか

救命救急の知識や技術は、決して他人事ではありません。いつ、どこで、誰が倒れるか、事故に遭うかは誰にも予測できません。

総務省消防庁のデータによると、救急車が現場に到着するまで、平均で約8.7分かかります。この間、適切な応急処置が行われなければ、助かる命も助からない可能性があります。

特に、心臓が止まってしまった場合、1分ごとに救命率は約10%低下すると言われています。つまり、何もしなければ、10分後にはほとんど助からないということです。

しかし、心肺蘇生法(CPR)などの応急処置を適切に行えば、救命率を大幅に向上させることができます。だからこそ、一般の人も救命救急の知識や技術を身につけることが重要なのです。

一般人でも取得できる救命救急資格の種類

一般の人でも取得できる救命救急資格は、主に以下の3種類があります。

  • 普通救命講習
  • 上級救命講習
  • 救急法基礎講習
  • それぞれの講習内容や対象者について、詳しく見ていきましょう。

    普通救命講習:救命の基礎を学ぶ

    普通救命講習は、成人に対する心肺蘇生法(CPR)やAED(自動体外式除細動器)の使い方、異物除去、止血法など、救命に必要な基礎知識と技術を学ぶための講習です。

    対象者は、中学生以上であれば誰でも受講できます。講習時間は約3時間で、費用は無料または数千円程度です。

    講習では、人形を使って実際に心肺蘇生法やAEDの使い方を練習したり、異物除去や止血法のデモンストレーションを見たりすることができます。

    上級救命講習:より高度な救命技術を習得

    上級救命講習は、普通救命講習の内容に加えて、小児や乳児に対する心肺蘇生法、傷病者管理、搬送法など、より高度な救命技術を学ぶための講習です。

    対象者は、中学生以上で、普通救命講習を修了していることが望ましいとされています。講習時間は約8時間で、費用は無料または数千円程度です。

    上級救命講習では、より実践的なシミュレーションを通して、様々な状況に対応できる応用力を養います。

    救急法基礎講習:日本赤十字社が実施する講習

    救急法基礎講習は、日本赤十字社が実施する講習で、日常生活における事故防止や応急手当の基本を学ぶことができます。

    対象者は、小学生以上であれば誰でも受講できます。講習時間は約3時間で、費用は数千円程度です。

    救急法基礎講習では、止血法や包帯法、骨折時の固定法など、様々な応急手当の方法を学ぶことができます。

    各講習の詳細:内容、時間、費用、受講方法

    それぞれの講習について、内容、時間、費用、受講方法をまとめました。

    | 講習名 | 内容