夏休みに暇なので資格勉強を始めようと思うのですが、何かおすすめありますか?
大学生に役に立つ資格となると、『宅地建物取引士』『英検、TOEIC』『簿記2級』の3つがおすすめかな!
大学生が夏休みから勉強を始めてとれる資格の中でおすすめなのは、
- 宅地建物取引士
- 英検・TOEIC
- 簿記2級
この3つがおすすめです。
今回は、【大学生が夏休みから勉強を始める資格でおすすめなもの】をテーマに解説していきます。
最後までしっかり読み進めてくださいね!
大学生が夏休みに勉強する資格でおすすめなのは3つ!
大学生が夏休みから勉強を始めて取る資格の中でおすすめなのは、
- 宅地建物取引士
- 英検・TOEIC
- 簿記2級
この3つです。
ここでは、
なぜこの3つの資格が大学生におすすめなのか
役に立つ理由と合わせて解説していきます。
宅建士
不動産業界に就職するのにかなり役に立ちます。
また、今回紹介する資格の中で唯一の国家資格です。
宅地建物取引士の特徴としては、比較的難易度の低い国家資格であることが挙げられます。
最短では2カ月から合格が可能です。
僕の場合は3カ月で合格しました!
法学部などの法律知識をある程度学んでいる人にとってはかんたんな問題ばかりなので、ぜひとも在学中に取得しておきたい資格です。
この宅地建物取引士の資格が役に立つところは何なのか?
それは、専任の宅地建物取引士になれるという点にあります。
もう少しかみ砕くと、宅地建物取引士の独占業務として重要事項等の説明ができます。
この重要事項等の説明は宅地建物取引士でなくてはならず、そのほかの人が(たとえ社長であっても)行うことはできません。
また、各事務所ごとに専任の宅地建物取引士を一人以上おかなければならないため一定の需要があります。
いうならば、不動産業界の看護師とでも言ったところでしょうか。
毎年1万人以上が受験しているため、需要の高さはそこからも分かると思います。
英検・TOEIC
英語関連の資格は大学生にとって必須級の資格かもしれません。
就職活動の際に役に立つのはもちろんのこと、公務員になるつもりの人は英検準一級以上の資格、TOEIC600点以上で加点対象になります。
持っておいて損のない資格なため、英語が好きな人、英語学習にそこまで抵抗感がない人は夏休みに機会に勉強をスタートさせるのも1つの手です。
TOEICと英検のどっちがおすすめですか?
強いて言うなら、個人的には英検がおすすめ!
英検は、TOEICに比べてスピーキング能力とライティング能力を図るため、英語技能の資格により特化した資格とも言えます。
TOEICよりも英検のほうが持っていた時に「英語ができる人」という印象が強いのもポイントです。
ただその分、2次試験があり対策の時間が必要なため夏休みだけで勉強を完結させたい人はTOEICでも問題はありません。
自分に時間的余裕がどれくらいあるのか
これをしっかり見極めてどれほどの時間を勉強に充てることができるのか計画立てて勉強をスタートさせてくださいね!
簿記2級
よくYouTubeの切り抜きでひろゆきさんが言っているので、そこで簿記2級の言葉を知った人も多いのではないでしょうか。
簿記2級の資格を持っているとどこで得をするのか。
それは、就職した後に自分の部署以外の仕事を担当できる可能性があるという点にあります。
とくに『経費の処理』という面で日常的に簿記2級を持っている人は仕事をもらいやすいので
- 社内である程度の知名度を上げたい
- 必要とされる人材になりたい
といった方にはおすすめです。
ただ、今後AIの発展により需要が低下する可能性を帯びた資格であるため簿記2級を取ったからと慢心せず、そのほかの資格にも挑戦するようにしましょう。
大学生が夏休みに勉強する資格で一番のおすすめが宅建士な理由
大学生が夏休みから勉強を始めるなら、宅地建物取引士の資格がおすすめです。
理由は、最初の説明で挙げた通り
- 国家資格であること
- 独占業務が行えること
- 需要が高いこと
の3つがあります。
ここでは、もう少し詳しく宅地建物取引士の良さを解説していきます。
国家資格かつ、取るのが簡単
宅地建物取引士の資格は、国家資格です。
また、国家資格の中でも一番簡単なんじゃないのかといわれるほど文系理系問わず挑戦できる魅力があります。
試験対策もとにかく過去問を繰り返して問題パターンを覚えていくだけでいいので、暗記が得意な方には嬉しい国家資格です。
出題範囲も狭く、勉強しやすいのもおすすめする理由の一つです。
不動産業界は安泰
不動産業界は安泰です。
土地はなくなりませんし、建物も一定周期で建て替わるため生涯にわたって安定した需要が見込める業種です。
また、業績の面でもコロナ禍で落ちてはいるものの2021年は15兆5,399億円と他業界に比べてかなり大きな取引量を誇っています。
不動産価格の上昇とともに不動産取引件数も増加傾向にあることから昔の金融系のよう安泰であることがうかがえます。
独占業務が行える
宅地建物取引士が重宝される理由として、独占業務を行えることが挙げられます。
取引相手に重要事項等の説明ができるのは宅地建物取引士の特権とも言え、他の誰にも代えられません。
そのため、事務所ごとに専任の宅地建物取引士を置く必要があり、他の従業員に比べて待遇面でも優遇される場面が多々あります。
建設・不動産業界の上場企業から声を掛けられやすくなる
これに関しては自分が実感したことなので、本当に正しいことからは分かりません。
ただ、宅地建物取引士を取る前と取った後では上場企業からオファーをいただく確率は跳ね上がったのは事実です。
今まで1,2件だったものが週4,5回届くようになりました。
加えて、宅地建物取引士の資格を持っていると給与手当がある企業もあり、そこでは毎月3万円の給与手当が保証されていました。
そういった面でも宅地建物取引士の資格は大学生にとってはかなり有用性が高い資格といえます。
試験が10月の第三日曜日にある
宅地建物取引士の試験べ強を夏休みに始めても、試験が半年先にあってはモチベーションがなかなか続きませんよね。
その点、宅地建物取引士の試験は夏休みの終わりから1か月後に行われるので高いモチベーションのまま試験を受けることができます。
内容も暗記に偏っているので
時間が経ち過ぎて忘れてしまった…
なんてことも避けられます。
長い期間勉強したくない人は、宅地建物取引士が難易度的にもかなりおすすめです。
まとめ(宅建士がおすすめな理由をおさらい
今回は、『大学生が夏休みに勉強を始めるおすすめの資格』というテーマで解説してきました。
今日のおさらいをすると、
・宅地建物取引士
・英検、TOEIC
・簿記2級
の3つの資格が大学生にお勧めできる資格です。
各々の資格の特徴やどういった場面で役立つのかも解説したので、しっかり確認してくださいね。
また、個人的には宅地建物取引士の資格がおすすめだと紹介しました。
ですが、どんな資格にせよ、自分の志望する業界に活かせる資格からまずは取るべきです。
まだ、どんな業界に就職しようか迷ているんですが…
就職に保険をかける意味で宅地建物取引士を取ればいいと思います!
宅地建物取引士の資格は持っているだけで不動産業界では優遇されるので、まだ自分の希望が定まっていない人は宅地建物取引士の試験に挑戦するのもアリです。
まずは、しっかり自分の希望する分野はどこなのか知るところから始めてみましょう。
また、詳しい資格に対する考え方はこちらの記事にて解説しているので併せて読んでおくと役に立ちます。